自然農法について
はい、こんにちは。僕は兵庫県の海側の都会に住みつつ、車で六甲山を超えた田舎の田んぼと畑を借りて、自然栽培に取り組んでいるサーキです。
今日はこれからもうあと3日くらいで兵庫県は梅雨に入ると思うんですけども、
そうすると雨が降りすぎて、せっかくしっかり作った畝なんかは雨に打たれてもうビチョビチョ、ドボドボ。
かといって、雨が降らない日なんかは梅カンカン照りで、土が雨の降った後なんかはもう1日にして表面カチカチっていう感じになりますよね。
それで耕したり、いろんな肥料をあげたり、普通は敢行農法でいくと処置を施すと思うんですけど、僕らの場合はあまり耕さず雑草もそのままできるだけ置いておいて、肥料も与えずっていうのを自然農法なので、
じゃあこの雨が降ってビチョビチョになった後、カンカン出りのカチカチになってしまった土をどういう風にしてケアしていくのかっていうところなんですが、やっぱりせっかくなので、これから脇道とか、あぜ道なんかにめちゃくちゃ雑草とか生えてるじゃないですか
彼らを味方にして土を良くしていこうと考えてですね、昔からある自然農法のやり方なんですけども、まず雑草をしっかり刈った後、普通だったら雑草処分する、燃やしたり捨てたりすると思うんですけども、それを雨の降る前に、このウネの上にかぶせておいて、そのまま置いておきます。そうするとですね、しっかり雨が降っても直接土には雨が当たらないので、実際土は濡れるといってもそんなにドボドボしたような感じにはならないですよね。
ワンクッション雑草が雨を受け止めてくれるので、そしてイメージでいうと濾過をするって感じですかね。
まず草の上に雨が当たって、そしてじんわり草の中を通って土に触れていくと。そんな感じなので土のダメージはあまり受けにくい。かといって、これ今度日出りになったらですね、カンカン出りになっても土自体は雑草の枯れ草に覆われているので、日の光はなかなか当たらない。
作業効率を上げるアイデア
それともう一つとってもいいことがあって、芽が出して野菜作りをしているウネはダメだと思うんですけど、まだ芽の出ていないウネだとか、今から土を作っていく場所だとかのところに刈った雑草を置いておくとね、もう2,3日でその雑草は茶色く変色して枯れて、その土と雑草の間には植物に土にはたまらない栄養素、菌、そいつたちがどんどんどんどん増えていくので、土にとってもめちゃめちゃいい環境になると。
虫たちが大好きな微生物が菌でどんどん増えていくので、その微生物たちを虫が食べに来ると。そしてその虫たちはそこで排泄をして、その排泄物が土の栄養素になると。とっても循環になると思うので、枯れ草に関しては雑草、これを刈った後捨てずに土の上にかぶしておくというのがいいんじゃないかなと思います。実際僕も1週間以上前にこれをして、今この枯れた雑草を剥ぐってみるとですね、雨が降ってなくてもカラカラにカンカン照りに続いた日でもですね、枯れ草を剥ぐると土は湿っているんです。
とってもいい土になっていきそうな感じがします。
なので肥料もマルチも全然いらない、お金もかからないゼロ円、雑草をですね、うまく作って土を良くしていく、そんなことを今からやっています。はい、いかがだったでしょうか。今日はですね、これから雨が降る中で土もちょっとダメージを受けやすい、それを雑草の力を借りてワンクッション、雑草に雨、風、雨と日光を受け止めてもらって土を良くしようというお話をしてみました。
今日もですね、最後まで聞いてくださってありがとうございました。
ではまた。
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