鹿が小川で溺れていました

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こんにちは、サーキです。僕は今都会に住みつつ、車で1時間ほど走らせた山の中、田んぼと畑を借りて、無農薬の野菜や米作りにチャレンジしています。
昨日、田んぼ作業をしていたんですけども、田んぼの横に水路のような小川のようなところがあるんですが、そこで2歳の鹿が溺れてれていました。
先日からずっと自分の田んぼに鹿の足跡があったり、鹿の糞があったりして、これちょっと嫌だなと思って、このまま田んぼに実がなったり、畑に野菜ができたりすると、この鹿が夜な夜な嵐に来るのかなと思いつつ、ちょっと不安であったんですけども、 おそらく体の大きさや足跡の歩幅を見ると、この2歳のオスジカがオスジカだと思います。
川を飛び越えるときに足を踏み外したんでしょうね。
ちょっと首を痛めたようで、すごい浅瀬の川なんですけども、そこで最初は元気に足をバタつかせながらどうやら体勢を立て直そうとしていたんですが、 だんだん力がなくなっていって、足のバタつかせ方も弱くなり、そしてゆっくりになって、回数も少なくなって、もう30分も経たないうちに生き絶えてしまいました。
とても昨日は複雑な思いだったんですけども、僕の田んぼは山間にあって、周りは全部山と川しかないんですが、 2キロほど離れたところは、公共の公園があったり、湖があったり、テニスコートがあったりして土日はとてもにぎわうところです。 昨日は週末ということもあって、桜も満開ということもあって、ファミリーカーが大渋滞をしていました。 ちょっと、本当に数キロ離れたところでは、人工物がたくさんあったり、ファミリーがお弁当を持ってワイワイ、そんな平穏な雰囲気があるのに対して、 僕の田んぼの横では足を踏み外してしまった2歳の鹿が、多分親たちと離れてしまって迷っていたと思うんですね。
その鹿が、気持ちも焦っていたのか分からないんですが、足を踏み外して首に致命傷を負って、ほんの10センチくらいの水深のところで溺れて死んでしまったと。 こっちにはどうしても人間と共存できない動物がたくさん住んでいるところが、人里を離れたというか離れていないところですよね。 里山に、もうすぐ目の前にあると。
そんなことを痛感しながら、昨日は複雑な思いで田んぼ作業をしていました。
これからずっとこの里山で畑作りをしていくにあたって、いろんなことがあると思うんですが、こういうことを見るのも一つの学びだと思うんですけどね。
やっぱり自分自身もこういうことを受け入れていって、ただただ作られた線路、道路、家、お店だけじゃなくて、 野心にね、本当に、食べ物だとか人に対しての接し方だとかを、ちょっと真摯にゆっくりゆっくり、なかなか気持ちの整理ができずうまく言えないんですが、 本当に作られたものとか、本当にこれ必要だなっていうのもたくさん世間にはある中で、一つ一つ目の前の人や物や環境に向き合っていきたいなと、もうだんだんその思いが強くなっていっています。

というわけで、田んぼの畦塗りをしていたらね、野生の鹿が2歳くらいなんですけども、そんなに大して大きくはない鹿が、ちょっと足を踏み外して死んでしまったという話をしてみました。
してみましたというか、しました。
ちょっと取り留めのない話なんですが、今日も最後まで聞いてくださって、どうもありがとうございます。 サーキでした。

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